赤壁の戦いの解説
赤壁の戦いは、208年(後漢 建安十三年 冬)に荊州 長江・赤壁で行われた合戦です。冬の長江に東南の風が吹き、黄蓋の火船が連環の大艦隊を焼き尽くす。三国鼎立を決めた夜の火計。
- 年
- 208年(後漢 建安十三年 冬)
- 場所
- 荊州 長江・赤壁
- 時代
- 後漢末(三国志)
合戦の経過
- 大軍 百万と号す
後漢建安十三年、冬。荊州を下した曹操の大軍が長江北岸の烏林を埋めた。その数、号して百万(実数二十万余)。対する孫権・劉備の連合軍は、わずか五万である。
- 連環 連環の計
北国の兵は船酔いに苦しんだ。曹操は軍船を鎖で繋ぎ、板を渡して揺れを殺す――連環の計。艦隊は陸のように安定した。だが、繋がれた船は散ることもできない。
- 苦肉 苦肉の計
呉の老将・黄蓋から密書が届く。「呉に勝ち目なし、降伏したい」。演義は語る、周瑜に杖打たれた黄蓋の偽降を。約束の夜、二十艘の船団が北岸へ向かった――油と枯れ草を満載して。
- 東南風 東南の風
冬の長江にあり得ぬ東南の風が吹き始めた。演義は七星壇に祈る孔明の妖術と語り、史実は冬の気まぐれな風と言う。いずれにせよ――風は、火船の背を押した。
- 火計 火、連環を喰らう
「今だ、火を放て!」。黄蓋の船団が一斉に燃え上がり、風に乗って曹操艦隊へ突っ込んだ。鎖に繋がれた船は逃げ場なく、火は船から船へ走る。冬の長江が、昼のように明るくなった。
- 炎上 烏林、炎上
火は岸の陣営に燃え移り、連合軍が一斉に追撃へ転じる。周瑜の本隊が長江を押し渡り、煙の中を曹操軍が潰走していく。
- 華容道 華容道
曹操は残兵を率い、泥濘の華容道を北へ落ちた。天下統一の夢はこの夜に潰え、魏・呉・蜀――三国鼎立の時代が幕を開ける。
登場する武将・部隊
よくある質問
- 赤壁の戦いとは何ですか?
- 冬の長江に東南の風が吹き、黄蓋の火船が連環の大艦隊を焼き尽くす。三国鼎立を決めた夜の火計。
- 赤壁の戦いはいつ・どこで起きましたか?
- 208年、荊州 長江・赤壁(後漢 建安十三年 冬)で起きた合戦です。
- 赤壁の戦いでは誰が戦いましたか?
- 曹操軍の曹操、孫劉連合軍の周瑜らが戦いました。
- 赤壁の戦いを3Dで見られますか?
- はい。このページで約3分の3D俯瞰演出として無料でご覧いただけます。布陣・軍勢の動き・勝敗の流れを直感的に追えます。
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